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2章:MOON (3/5)

「ふ〜ん、Wワークしたいんだ?何か事情がありそうだね」


一通り履歴書に目を通したマネージャーが鼻を擦りながら聞いて来た。


あまり話したくないんだけどな。


「実はバツイチで、慰謝料も養育費も溜まってまして」


「借金はある?」


「えっ?」


何でそんな事聞くんだ??


「いやさ、ここの仕事、結構キツくてさ。そんくらいの人の方が続くんだよね」


ああ、ビックリした。


「自分は実はスロットが大好きでして.....ですから、借金もそれなりに.....」


「へえ、俺と同じじゃん。Wワーク大変だけど頑張ってね」


「えっ?それじゃあ?」


「採用。年齢のハンデあるけど。とりあえず1日おきのバイトね。名前も英司のままでいいな」


俺は恐る恐る聞いてみた。


「あのー、ここで一番年上の方はお幾つなんですか?」


「代表は28歳だから、英司さんが最年長だね」


ウッソーん!!!


しかし、折角面接に合格したのだ。俺は覚悟を決めた。
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桜の木の下で ©著者:僚

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