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3章:迷子 (1/5)

3章:迷子

何気なく毎日を送っていた。
友達と遊び、仕事へ行き、白い魔法をかける。

あたしは知らぬ間に積もっていた感情を吐き出せずに…

イヤ、目を背けて見て見ぬ振りを続けていた、あたしは強いから大丈夫だと思っていた。

強いから甘えるだけの恋人なんていらない、強いから…

ある日突然訳の分からない恐怖感にも似た、絶望感があたしを
襲った。

ナンデ イキテルノ?
ナンデ?ナンノタメニ?

頭の中で誰かが囁くように繰り返される感情のない言葉、   

ナニシテルノ?ナンデ?ドウシテ?

体がまるで
金縛りにあったかのように動かない 手が震え 息すらまともに出来ない…
あたしどーしちゃったんだろう

あれ?何で生きてるんだっけ
生きてる意味あるのかな

頭の中がテレビの砂嵐のようになった瞬間、あたしは
自分の手になにか握られているのに気づいた。



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ぴあす ©著者:琉愛

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