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7章:タワー (2/12)

華やかなフラワースタンドで囲まれた入り口を通り、私と心は見慣れたはずの店に入った。


いつもとは違う店内。


心も白スーツ。


待ちに待ったこの日。


一番お金を遣う私が心の一番になれる日。


「緊張する…。」

いつも笑顔の心も、不安な表情だった。


「大丈夫だよ!絶対、大丈夫だから。」


「お客さんみんなちゃんと来てくれるかな…。俺のお客さん結構バックレる人多いし…。てかオリシャンもあんなにはけるのかな…。」


心は優しい。

私にだって無理に煽ったことなんかない。

絶対お客さんも来てくれると思った。

それは心が普段からお客さんに優しく無理のない営業をしているから。


「もし、誰も来なくても、私が成功させるから。誰もオリシャン入れなかったら、私が全部入れてあげるから。」


「ゆーちゃん…。」

心は私の手を強く握った。

大丈夫、絶対に大丈夫。
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