ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

8章:彩さん苦悩の日々 (3/10)

バイト先へ着くと、口には出してはいなかったが、あんなに「春さん!春さん!」と言っていた私が言わなくなった事から、常連さん達は察してきた様だった。


バイトが終わり、近くの自動販売機でジュースを買おうと、150円を入れた。


「んー…、お茶にしようかな…炭酸の方がいいかなあ」


自動販売機の前で迷う私の背後から、ぬっ…と、手が伸び、次の瞬間…コーラのすぐ下にある赤く付いているボタンをピッと押された。


「…え。え!?え!?」


ガタンと、勢いよく落ちたコーラを取り出し口から取ると、


「いただきまーす」


と、笑顔を向け、平然とした態度で横を通り過ぎた。
72 /136

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

春夏秋冬2 ©著者:みるみる

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.