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6章:支えてくれる人 (6/7)

「…てか、夏希さ、今日エリに会ったんじゃないの?一旦シェアハウスに戻るなんて面倒くさい真似しなくても、そのままバイト行けば良かったじゃん」


数週間前、エリから誕生日プレゼントを貰えると、夏希ははしゃいでいたのだ。


「うん!会ったよ!あっ!これこれ♪カッコイイだろ?」


夏希の腕には、高そうなシルバーのブレスレットがかけられていた。
シルバーのブレスを見つめながら、「金金って言う訳じゃねーけど…何倍にでもして返さなきゃカッコわりいなー」

と、呟いていた。


それはそうだ。エリが遠慮して選んだ物とはいえ、10倍の値段は確実にするであろう。


夏希にしてみれば、また会う口実が作れるのだから、それはそれでいいのかもしれないなと思いながら歩いた。


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春夏秋冬2 ©著者:みるみる

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