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4章:山内さんへ。 (8/9)

『お疲れさまでした〜』

やっと日報を書き終えた俺は
最後の気力を振り絞って挨拶をし、
事務所を後にした。

駐車場にバイクを取りに行くと

そこには帰った筈の山内さんが
自分のトラックを綺麗に洗車していた。

『山内さん!』

『おっ!谷本くん!』

『谷口っす…』

『あはははは!やっと突っ込んだ!』

『わざとだったんすか…』

『おうさ!(笑)』

『山内さん…性格悪いっす…』

『よく言われる!
でも1日目で突っ込みが出来るなんて上出来上出来♪』

『…元気っすね…自分死にそうっすよ…』

『慣れ慣れ♪初めは辛いけど慣れれば楽しいよ!
キツいけどね(笑)』

『仕事後洗車とか体力ありますね…』

『あはは!トラックは相方みたいなもんだからね!
固定貰えれば分かるよ!
ささ!早く帰んな!
明日は筋肉痛だよ〜(笑)』


そう言う山内さんの顔はあせまみれで、
とてもキラキラしていた。


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