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1章:僕へ。
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『さあさあ今月もやって来ましたよ!』
俺がいそいそ持ってくるくますけの手紙を見て
皆はやんややんやと拍手をした。
『それじゃ、あけるよ?いっせーの…』
毎月恒例の合言葉。
まず一枚目に出てきたのは
達筆な字で書かれた平田さんの手紙。
『『うおぉぉぉぉぉぉ!!とばせとばせぇぇ!!!!!!!!』』
早くくますけの手紙が見たいこーたとまっつん。
…平田さん、ごめん。ちゃんと後で読むからね。
三枚目にやっと出てきた可愛らしい字。
小学校高学年になったくますけは、
¨可愛い字¨から¨綺麗な字¨
へと変貌を遂げていた。
字から分かる人の人物像。
くますけは字の如く、とても綺麗な女の子になっていた。
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