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3章:夢 (1/1)

3章:夢

殴ら続け、晴れ上がった顔。


痣だらけの身体。


ところどころ抜け落ちて、薄くなってしまった髪。


こんな化け物みたいな私に、学校で話しかけてくるような子は一人もいなかった。


靴を隠されたり教科書を破かれたり、そんなことも日常茶飯事だ。


私は陰でばい菌と呼ばれてるらしい。


体育の授業が一番苦痛だった。


準備運動の時に、ペアを組んで行う体操があるからだ。


どうしても相手の身体に触れてしまう。


私とペアを組まなくてはいけなくなった子は、体育の授業をさぼった。


そこまでして私に触れたくないのだ。


他の子達も私とペアになると、嫌悪感を剥き出しにしていた。


絶対に嫌だと拒まれてしまい、仕方なく先生にペアを組んでもらった。



私は休み時間はトイレに閉じこもり、声を出さずに泣いた。
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リアル ©著者:かい

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