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11章:夕夜 (9/9)

看護婦はみくに睡眠薬を与えて
みくはすぐに眠りに落ちた

『私にも娘がいるの

…この子が立ち直れるように
全力を尽くすわ』

そう言い残して看護婦は出て行った

『『ありがとうございます』』

俺らは示しあわせたように
揃って頭を下げた



それからしばらく
夕夜はみくの手を握ったまま
微動だにしなかった



『マイ』

病室の壁にもたれて
うつらうつらしていた俺を夕夜が呼んだ

んぁ?と寝惚けた返事をすると

夕夜はやけに澄んだ眼差しで

『…やりすぎたら止めてくれるか?』

と、聞いた

…夕夜はヤル気だ
俺も俄然ヤル気になってきた!!

『俺のセリフだろ、それ』



夕夜はいたずらっ子みたいに
舌打ちして笑った
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彼女・番外編 ©著者:リンゴ

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