ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

5章:陽炎 (10/10)


『遼太…一度深呼吸しよう』チンネンに右腕を引かれて立ち止まる

『なんだよっ』

イラつく俺はチンネンの腕を振り払い睨み付けた

『帰ろう…』
チンネンが駅に歩き出す

『チンネン待てよ綾の家に行こうぜ

歩き出すチンネンの前を遮るように立つ俺にチンネンは…

『遼太…遼太パパと同じ目になってる』と言った



『遼太明日また来ようね』
俺の手をとり笑うチンネンの後を無言でついて行った



親父
だから放浪者になったのかな?


電車から流れる景色を見ながら頭を空にした



33 /120

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

遼太の憂鬱 ©著者:ひぃ('-^*)/

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.