ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:呪縛 (2/4)

『よく聞いて。綾ちゃんは殺された日から49日以内に成仏しないと自縛霊になる。文字どおりただ居るだけの霊だよ。記憶も薄れ自分が誰なのか、何故ココに居るかも解らなくなってしまう。』

『うん。』

『綾ちゃんは、犯人を見つけてどうするつもりかな?もし…呪ったり憑依したりすると…悪霊になりもう僕達の知ってる綾ちゃんじゃなくなるんだ。』

『記憶は残る?』

『恐怖と悪意だけになる』

『成仏したら?』
『すべて忘れてしまうよ』


『うーん…』
二人で頭を抱えた

綾を悪霊にしたくない

『遼ちゃん…私の身体を見つけて…』

『チンネン俺に憑依させたら?』

『誰でもいいって訳じゃないよ。想いの量が必要なんだ。憎しみや憎悪に勝てる?』

『ですよね…』

また頭を抱えた


『遼太…綾ちゃんとのセックスなんだけど…』
『うん?よかったよ』

『違うそんなこと聞いてない

顔を真っ赤にして怒るチンネン

『ゴメンって冗談だよ』
『生気吸われてるよ…』 『うん?性器?尺八か?』

『違うバカかっ遼太うんこ生気だよ1週間吸われたら遼太もあの世行きだよ

『まぢか…』

固まったまま
綾の顔を見ると


やはり細く悲しげに微笑むだけ


『綾…俺を連れて行きたいのか?』
疑問が口に出るとチンネンが、

『違うよ…生気吸わないと現状を維持出来ないんだ。』

『どうゆうこと?』

『消えるってこと』
『わかるように言えよ

『遼太にも見えなくなるってことだよ』


『まぢか…』

21 /120

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

遼太の憂鬱 ©著者:ひぃ('-^*)/

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.