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3章:泡想
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『チンネンに電話して来てもらうよ』
ベットの端に座った綾をバスタオルでくるんでそう告げた
綾はただ細く微笑むだけ
階段を下り携帯電話を手にする
プルプル…
『遼太?』
『チンネン
俺セックスしちゃた…』
『誰と?』
『綾…』
『この
ろくでなし
遼太のうんこ
僕だって綾ちゃん好きだったのに…』
チンネンの泣き言を聞きながら
俺は段々冷静になって行った
潮が引いてくように
『綾…死んだよ』
『え?』
『なんも聞いてないか?』
『遼太…まさか…』
『うん…幽霊の綾とやった』
『今すぐ行くから
』
『うん。』
ガチャンと電話が切れ
俺は階段上を覗いた
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遼太の憂鬱 ©著者:ひぃ('-^*)/
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