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1章:生きてる? (5/5)

無言が続いたあと
「クスッ」と
笑われた気がした。
ゆっくりと頭を上げ
お客様の顔を確認してみた。


智だ…。


智「高級だな…
200分15万だった。
新規だから割引らしい
けど…」

あい「どうして…?」

智「生きてるかな?
と思って確認しに
来た(笑)」

あい「確認するのに
200分はいらないでしょ?」

智「ごもっとも(笑)」

あい「本当はなに?」

私の質問には一切
答えない。
彼はいつもそうだ。
彼の目は私よりも
冷たい。
きっとあなたの方が
この世の中に絶望している。
私よりも重傷だ…。

私はあなたのそばに
いる時だけ、
人形から人間に戻れる気がした。

私の過去を知る
唯一の人だから?

私の体を求めて来ないから?

なぜだか分からない。
でも確かにあなたの
そばにいる時だけは
心地いい。

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ありえないような現実 ©著者:あい

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