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16章:力の加減が出来ない客
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客「お前を調教してやるよ」
頼んでねえよ
私「アハハ
私痛いの嫌いなんですよ
」
客「お前Mなんだろ
」
Mなのは彼氏にだけだから
それに性格がSの人が好きなだけで、女の体を乱暴に扱う人は大っ嫌いです
普段はオラオラでSEXの時は優しい人にキュンキュンするんですッ
私「痛いのは嫌なんですよ〜」
私は客から少し離れた。
客「もっと寄れって
」
腕を掴まれまた力任せに引っ張られた
イッテ〜〜〜〜
お前キャバクラに飲みに来んなよ
SMにでも行っててくれ
自称S男は自分の片手で私の両手首を拘束し「こういうの好きなんだろ」と耳元で囁いてきた。
勘違いも甚だしい
誰かこの男に本当のSとはどういうものなのかを教えてやって下さい
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痛客名鑑 ©著者:咲
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