14章:坂井との絡み・その２ (6/6)

坂井

「心配した
コレステロールが高かったの怖いよ死にたくないよ
けど俺は咲ちゃんが大好きだから死なないよ
愛してる」







だからコレステロールじゃ死なねぇよ
マークを使うの止めろって
お前はマークで愛を叫んでるつもりだろうけど、こっちからした不気味な脅迫だからね








そしてまた返信してないのにメールが来る。





坂井
「咲ちゃんが毎日ご飯を作ってくれたらコレステロールなんてすぐに下がるんだけどな
愛してる」




はい
いつもの迷惑なポジティブに完全に戻りました
お得意の妄想をしてバーチャルの私に家事をして貰って下さいよ
夢だけを食べて絶食をすればコレステロールなんてすぐに落ちるはず





私

「今日の同伴７時に約束してたけどヘアメの予約が取れなくてご飯を食べる時間が無いから店前ねじゃあまた後で。」



坂井から送られてきた内容には一切触れる事無く、用件だけを簡潔に入れて返信した。


本当はヘアメの予約は取れていたけど、無駄に心配をさせられた事にイライラしその日の同伴は店前にしてやった


構ってちゃんじゃ無かったら予定通りに同伴をしたのに、心配されたいが為にふざけたメールをしてきた坂井が悪い













坂井がウザい行動をすれば店前同伴の許可権にして、私はどんどん仕事をやり過ごして行く様になったのであった…