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173章:誕生会
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173章:誕生会
離婚して実家に出戻ったワタシは
色んなイベントを大切にしてきた。
7月17日は母親
7月18日は父親
の誕生日。
お誕生会もその中の一つで
それを今日やってきた。
特に今年行われるイベントの全ては
ワタシの力の入れ方が違う。
何故なら
孫が産まれてメンバーが増えたのと
来年4月に
終生の施設に入所が決まった妹が
最後の参加になるかもしれないからだ。
実は先月
母親の病気(脊柱官狭窄症)が悪化したため
手術で入院することになったんだけれど
妹はレベルMAXの重度障がい者。
1人にすることが出来ず
おまけに父親も身体障がい者。
ワタシ1人では自分の生活の傍ら
両親と妹のお世話は出来ず
一番手のかかる妹を
ショートステイに預けることにしたのだ。
その施設を探すのも大変で
毎月お世話になっていたところ(母親の休憩や自立支援を目的に毎月二泊三日のショートステイしている)や
近場に空きがなく
新幹線やら飛行機で連れて行かなきゃならないほど遠く離れた
馴染みのない場所しかなかったのだ。
それが近所の施設に空きが出て
この先みんなの事を考えたら
そこに預けるのが最善の方法だろうと。
なのでファミリーが全員集合するのは
今年が最後かもしれなくて…
【かもしれない】
って言うのは
その時の状況で
外泊許可がとれるかもしれないから(´-ω-`)
本当はワタシが面倒見るつもりだったし
それはダンナも承諾してくれていることだったんだけど
脳梗塞をやってしまったワタシは
いつどうなるか分からない。
このタイミングで入所できるところが見付かったのなら
それがみんなのためだって母親が決めた。
『仕方ない』
母親もダンナもそう言ってくれるけど
やっぱり申し訳ない気持ちになってしまう。
なので今年行われるイベントは
今まで以上に力が入ってしまうのだ。
とは言っても
みんなで旅行に行くとかは
色んな事情を踏まえると叶わないから
ワタシの手作り料理を振る舞い
バースデーケーキとプレゼントを用意するくらいなんだけどf(^_^;)
それでも楽しい時間を過ごせたし
何より両親が喜んでくれたのが嬉しい。
ずっとこんな平和な時間が過ごせたらいいのにな…
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引退風俗嬢のマッタリ生活 ©著者:まっきー
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