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165章:女心と秋の空 (1/1)

165章:女心と秋の空

お友達の子供
(と言っても二十歳をすぎた立派な成人)
のお話し。

お友達は現役ソプ嬢。
が、しかし
時代のせいか年齢のせいか
ソプ自体の需要がなくなってきているのか分かりませんが
ソプだけでは生活が苦しいらしく
食堂でアルバイトもしております。

そんなお友達のお子さんは
女優に憧れ芝居をしてます。
プロダクションや劇団に所属しているわけではなく
フリーで活動ですがね。
今って芝居の専門学校があるんですね。
もう卒業しましたが
そのときの伝で芝居に出させてもらい
チケット100枚売ったら
それ以上が収入
売れなければ身銭をきるという
そんなシビアな立場なもんで
アルバイトの稼ぎは
全てチケット代にバケてるそうです。

今テレビにバンバン出ている人だって
売れない下積み時代があったんだから
そんなことはいいんです。
まだ若いんだし
それも人生勉強なのだと
ワタシは思うのです。

ただお友達が
お子さんに接する姿勢が
よろしくないように思うのです。

だってね、
本人からダイレクトメールが届くならまだしも
お友達から
『また芝居やるから観に行ってあげて。』
なるメールが届くのです。

お子さんが女優を目指すにあたって
口では文句ばっか言ってるし
ワタシの目から見ても
やることもやらないで親のスネかじってる
自立できていない子にしか写らないのですが
まぁ生理になる前から知ってる子なので
成長を応援してあげたい気持ちから
出来る限り観に行きます。

でもこれって
お友達が子供に対して
甘やかしていると言うか
子離れできていないと言うか
過干渉すぎない?
と言うか・・

先日なんて
お友達が風邪で晩御飯も作れず寝込んでいたら
『ご飯も作れないなんて、母親の意味ないじゃん!』
とブチ切れたそうで

ワタシにそんなこと言いやがったら
こっちがブチ切れもんです。
それでもお友達は
文句言いつつご飯を作ったと言ってました。
ここまでくると、
偉いとは言えない気がしてなりません。
なので
その事についての意見を
友達だからこそ伝えました。

結果、スルーされました。

でもお友達は子供に悩んでいるので
よく相談されます。

なんでしょ?
恋愛話と一緒で
ただグチを言いたいだけなのかしら?

女心は、いくつになっても
よくわからんぜよ(^^;;
あ、そう言えばワタシも女だった。


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引退風俗嬢のマッタリ生活 ©著者:まっきー

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