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14章:虫 (1/1)

14章:虫

アタシの故郷ゎ緑の少ない
いわゆる都会だ。

なので子供の頃から
虫とゎ無縁だった。

唯一の虫と言ったら
蚊かアリンコかゴキブリ。

このくらい。

蚊やアリンコならまだしも
それ以外ゎ受けつけなぃし
ゴキブリなんか
以ての外

遭遇すると
泣きながら逃げるか
奇声を発するか。

とにかく大の虫嫌い。

現在。

結婚をきに
緑の多いとこに引っ越し。

散歩ゎもちろん
ベランダに出るだけで
森林浴ができちゃう
ナイスな環境。

1月の引っ越し当初ゎ
朝靄と共に起きて
散歩に行ってました

ところが。

暖かくなってくると
虫の多さがハンパなぃ

鼻歌まじりに歩けば
口の中に虫がダイブしてくるゎ
雨かと思ったら
蝉のオシッコだゎ
家の中にゎ手の平サイズの蜘蛛が入り込んでくるゎ
一番の鳥肌もんゎ
道路から玄関まで
毎日50〜
多い時でゎ100匹くらぃ
毛虫やらヤスデやらダンゴムシやらが
侵入してくる。

その存在に気づくまでゎ
バキバキ踏みながら・・・

ゾゾゾ

危うく失神しかけました

虫除けバリアを散布しても
わざわざ突っ切って来やがるから、
バリアの意味がなぃ

そして玄関前でご臨終。

自殺するなら他でやってくれぃ

おかげで
朝の虫掃除ゎ欠かせないから
ゴミ出しの日ゎ
コンビニ袋一杯の虫が。。

よーするに、
緑がイッパイ=虫がイッパイ
なのょね

近所のオコチャマゎ
ダンゴムシに萌えるお年頃で

『ほら〜可愛いでしょ

と言いながら
捕獲したダンゴムシを
いちいち見せてくれる。

いやね、
これがナウシカに登場する
オウムサイズになれば
アタシも萌えるかもしれん。

でも所詮ダンゴムシ。

『あはは〜可愛いねぇ…

と後退り。

なわけで、
秋になるまで
虫と格闘する日々が開幕。

夏ゎケッコー好きだったのに
嫌いになりそ


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引退風俗嬢のマッタリ生活 ©著者:まっきー

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