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3章:巴里の茶経 (50/50)

「私と南野美智子さんは同世代で、女性同士という事もあって、よくライバルに喩えられるけれど、私は彼女に勝ったと思った事がほとんど無いの。特に敵わないと思い知らされたのが、彼女に初めて挑んで、完膚なきまでに叩きのめされた日の夜ね。あの時の幻夢のお茶席と、彼女の美しさと優しさといったら…完全に格の差を見せつけられて、しかも私は魅了されてしまった…彼女は私にとっては永遠の目標よ。これまでも、そしておそらくは、これからもね…」

ロブションを離れた美智子と、後に才能を開花させたアンヌとはその後、世界中の様々なパティシエ・コンクールで競う事となるのだが、競い終わった夜には必ず茶席を設けて夜咄を楽しんだという







巴里の茶経〈了〉

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グラニテ【アントレ・アントレ番外篇】 ©著者:黒蝶少年

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