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6章:木下君
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木下君はすごく明るくて、本当バカだなぁ(笑)って常に言ってしまうくらい、子供みたいな心の持ち主でした。
少しポチャっとしてて、身長もあまり高くなくて…
友達にするには持ってこいの人でした。
その木下君と私。
そしてその私が販売しているものの責任者さん。
勤務後に3人で晩御飯を食べに行くことになりました。
責任者さん、名前覚えてないんですが…
めっちゃ年上だったので、おじさんと呼んでいました。
今なら仕事関係者を絶対そんな風に呼べません。
恐るべし、学生。
話は戻って、私も木下君もおじさんも何週間か同じ仕事場にいたのですが、そのおじさん。
めっちゃ私を口説いてきたんです。
仕事ない日に
「みずほちゃん、今日ごはんどぉかな?」
とか
「一緒に仕事したい」
とかも言われましたが、それは仕事の面で私を認めてくれているようでうれしかったのですが…
だんだんエスカレートしていき
「次の仕事中、みずほちゃんにチューしたくなったらしていい?」
とか
「みずほちゃんが夜そばにいてくれたら、絶対夜眠れないよ」
とか。
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