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9章:欲望のミルフィーユ (2/13)

視界にはまた、奇妙なBOXがあるXⅡの部屋が映った。


さっきまで軽かった体はまた元に戻り、夢君の言葉が私の心に響いたのか…太く、醜い体が急に不快に感じた。


「クロック!!早く!私、またⅠの部屋に行く!」


一刻も早く細い体を手に入れたい一心で、焦る私に


「美華、焦りすぎだよ」


と、隣に居た由佳は笑うと、次こそは違うタイプの自分を作り出すと意気込んでいた。


「わ…分かった!分かった!じゃあ…選んで?」


差し延べたクロックの右腕を迷う事なく掴むと、数秒遅く由佳も同じ腕を掴んだ。


「2人共同じって事だね?じゃあまた良い夢見ておいで☆」


クロックにまた見送られると、一目散にⅠの扉へ向かった。


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夢の国 ©著者:みるみる

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