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5章:お好みの理想像 (3/11)

「カカカカッ!」


頭を左右に振らせながら同じ音程で笑うロボットに、不快感と気味の悪さを感じ、ちょっとした反撃の気持ちで質問をした。


「何でイチゴの被り物なの?…変なの」


私の言葉に、ロボットは左右に動かしていた頭をピタリと止めた。


「クロックガ、カブラセタ。"イチゴイチエ"、イッショウニイチドノ、デアイヲタイセツニ!ダカラ、イチゴノカブリモノ!」

「クロック?」

「"ジュウニ"ノヘヤニイタ、オトコノコ」

「…ああ、あの子…クロックって言うんだ…ていうかさ、一期一会の"イチゴ"は"苺"じゃないよ…」


私の言葉に、ロボットはまた「カカカカ!」と、頭を左右に振らせながら笑い出した。


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夢の国 ©著者:みるみる

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