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10章:華 〜5章 想い〜 (2/17)





アタシ『はぁ〜』


佐知子『幸せ1つ逃げたね』


アタシ『良いの、今が最大に幸せなんだから』


佐知子『そんな顔してないよ?言っとくけど。』


えっ…
まあ、それもそうだよ。
好きな子出来て
うっすらアタシん中では結婚したい相手として考えてて…

だけど妊娠する確率が
奇跡、と言われたら。


ちょっと…
お先真っ暗になるよね。





検査終わるまでは秘密…







佐知子『ねえ


アタシ『ん?あー


佐知子『ウフフ指輪、もらっちゃった


アタシ『ついに、だね


佐知子『いや、まだどーなるかわかんないけど、とりあえず節目、かな。』


アタシ『そっかあ〜ついにかあ。じゃあ今日はお祝いだねえ!!』


佐知子『だからまだわからないって。でも、え?あ〜そお?悪いわねえ♪』



アタシ『一人芝居かよ




スパークリングで乾杯した。
アタシもいつか…
それがなおなら想像出来る。
今となっては
雅樹じゃ想像出来ない…。




終電で帰るとオートロック前に人影…




不審だわ…








静かに近づくと
人影は雅樹だった。




アタシ『え…。何してんの?』


雅樹『華…。一先ず入れて』


アタシ『えっ、無理…』


雅樹『お願い…』



お酒の臭い…

珍しい…




とりあえずオートロックを開けた。




アタシ『どーしたの?お酒飲んだ?』


雅樹『いつも飲むよ…』


アタシ『頭上げらんないくらい、いつも飲むっけ!?』




部屋につき、雅樹がしばらくぶりにうちのソファーにドカッと座る。

見慣れた光景
今では懐かしい感じ。



タンクから水を汲み
渡した。







雅樹『ハァ〜。サンキュー』


アタシは黙って
向かいの1人用のソファーに座った。

申し訳ないけど
落ち着かない。






とりあえず
化粧落とすか。



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花 と 華 ©著者:愛希

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