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9章:花 〜5章 ゴタゴタ〜
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そして決戦の日
やはりそう遠くはなかった。
コンスタントに
を入れてれば
相手は必ず間違えて、花に返信しちゃうから、と。
舞花凄い
雅樹さんに会ってから
10日後くらいだった。
クラブではたまに会ってたけど、お泊まりはしばらくしてなかった時
雅樹さんからいきなり
がきた。
送信ミスの
ね。
《いつもすまんね。今日久しぶりにあいたから、予定通り、ラウンジ○○に。》
きたー
舞花が『頑張ってねえー♪』なんて言ってた。
アタシは10分くらい前につき、ボーイに雅樹さんと待ち合わせしてる事を伝え
席に通された。
若干ボーイが変な顔をしていたけど。
って事はよくこのラウンジにその女と来てるって事になる…。
『雅樹様、お待ち合わせのお客様がいらしています』
雅樹さんは足早に来て
アタシに気付き
ギョッとしていた。
雅樹『花…、ここで何してるんだ?』
雅樹さんが後ろを振り返る。
助手席の女が、ラウンジに入ろうとしていた。
雅樹的には絶体絶命!!
助手席の女『雅樹〜♪お待たせ…。』
雅樹『あ…、久しぶり。ちょっと待って』
そのまま助手席の女が近寄ってきて、アタシを視界に入れた。
助手席の女『あら、先約?じゃあ、また今度で良いわ、雅樹。ちゃんと説明してね。』
雅樹『かおり!!ちょっと待てよ』
アタシ『ハイ、これ。』
携帯の
を見せた。
アタシ『雅樹さん、ダブルブッキング?超失礼…』
雅樹『花!!』
アタシ『お姉さんも、誘われたんですかあ!?』
もちろん口を聞いてくれるわけない。
アタシ『良い事思い付いた!!アタシいつものホテルで待ってるから、雅樹さんはお姉さんとお酒楽しんできて♪』
かおり『な…
、いつものホテル…?』
アタシ『じゃあ、後でね。今日も遅くならないでね!』
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花 と 華 ©著者:愛希
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