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7章:花 〜4章 ロックオン〜 (12/12)




期待通り
ホテルの駐車場に入る。




アタシ『今日もちゃんと添い寝したげる♪』


雅樹『当て付けか』


アタシ『別に?老体に鞭打って働いてんだから、睡眠は重要だし?』



(笑)




雅樹『あー酷い。花は酷い子だなあお仕置きだなあ


アタシ『キャー♪』





ベッドになだれ込む。

雅樹さんがアタシに覆い被さった。


雅樹『化粧は落とさなくて良い!!誰だかわからなくなったら困るから』


アタシ『酷ーい。仕返し?』

雅樹さんがフッと優しく笑った。



雅樹『待てないから…』





長い長いキスをして
全身を愛撫される。


アタシの頭の中は
雅樹さんの舌先や唇に集中する。



時々雅樹さんを見下ろすとアタシをしっかりと目線でも捕らえていた。



アタシ『…モォ』






髪もシーツも乱れ
2人で仰向けになる。



アタシ『もー、雅樹さんは花のもの♪』


雅樹『ハハハ』




あえて
否定も肯定もしないところが憎い。
でも…
今はいいんだ。

アタシを虜にしてくれて
ありがとう。




もー、この時には
まさるとは終わった事になっていた。





ご主人がちょっと気がかりではあったけど…
妻帯者だしね?

アタシが辞めれば
事は済むでしょ!!




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花 と 華 ©著者:愛希

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