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6章:華 〜3章 年齢の壁〜
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アタシは追いかけなかった。
自分のグラスと
なおのグラスを一気に飲み干し、雅樹に会わずに帰った。
家につくと
オートロックの前で
なおが踞っていた。
アタシもどうして良いかわからなかったから、ロックを解除して入ろうとした。
なおが顔をあげる。
虚ろな目をしてアタシを見上げた。
しばらく固まる。
先に口を開いたのは
なおだった。
なお『華さん…俺』
アタシは黙ったまま。
なお『あいつと別れる前から、華さんへの気持ちが止まらなくて…連絡先書いたコースター渡したあと、理由言わないで、あいつに別れを告げたんだ。』
アタシ『とりあえず…』
なお『ずっと…華さんしか頭になくて。そうしたらいつの間にかあいつが鬱陶しくなって…。何かされたわけじゃないのに、嫌いになっちゃった。華さん以外見えなかったんだ。話した事もないのに。』
アタシ『とりあえず…入ろう?』
なお『まだ、これからも…好きでいて良いですか…?』
アタシはなおの前に同じようにしゃがんで頭を撫でた。
アタシ『なお?女の子はね。ちゃんとしてあげなきゃ、ダメなんだよ?それでなくても、不安がる生き物なんだから…。』
捨てられた子犬みたいな目をしていた。
アタシ『今が言うタイミングじゃないけど、アタシはなおが好きよ…』
落ちそうな瞳
勢いよく抱きつかれて
しりもちをついた。
アタシ『なお、痛い…』
なお『華さん
大好きだから…』
アタシ『わかってる…部屋行こう。とりあえず』
なおに抱えるようにして起こされた。
アタシには今まで感情的になる事はなかった、なお
なおもやっぱり
人間だったんだな…。
内容が内容だけど
ちょっと安心した。
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花 と 華 ©著者:愛希
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