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6章:華 〜3章 年齢の壁〜 (2/13)





仕事の関係で
夜中動かなきゃいけない時もある。
そういう日があると
次の日から2日くらいは

だるい…。



片足30代に突っ込んでるアタシは今が結婚適齢期と言われて


華さん売れ残りになるのかね、とか大層失礼な噂話をされたりする。




余計なお世話です。

昔で言うならパトロン様
今はプロデューサー


プロデューサーさんからも『良い縁談があるけど』なんて気遣ってくれたりして。





佐知子『あー、あるあるだね。うちもさ。妹が先に結婚して子供生まれちゃったもんだから、より過激な攻撃受けるようになったし。華は最近実家、相変わらず行ってないの?』



アタシ『まあね…。半ば忘れてくれてる感じ?仕事成績とか実績的なもんは実家に送るようになってるから、ちゃんと仕事してる事だけは知ってる。』


佐知子『ウチは金持ちじゃないから、早く嫁げ!!的な感じがあるからさ。』


アタシ『彼とどーなの?それ系の話にならないの?』


佐知子『姉さんだからね。気を遣われて無理されるのだけはやだから。気にするな、とは定期的に言ってる。』


『ハァー…』




ため息ついて
笑い合うしかない。





でもさ
そんなナイーブな話を
よくもまあそんなずけずけと言えるよなあ、って。


アタシはさ
仕事と雅樹だけしか考えてなかったから、年とってた事なんか気にしてなかった。
佐知子が言うように
アタシも若い彼氏だから…。


彼氏…でいいのかな。
彼氏…




佐知子『何ニヤニヤしてんのよ』


アタシ『え?なんでもない♪アタシは晩婚で良い。出来るなら、だけど。』


佐知子『出来る時にしたら良いんだよね』




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花 と 華 ©著者:愛希

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