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3章:花 〜2章 アピール〜
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アタシの勝ち
ちゃんと唇じゃない
唇に近い場所にするのも計算だから〜(笑)
雅樹さん、これで落ちたかな。
それから毎日電話で話したり、
のやりとりをして
その合間にまさると会った。
まだアタシから会いたいとは言わない。
駆け引きしなきゃ。
雅樹さんは、だいぶ大人だからね♪
あー
楽しくなってきたあ
そんな事言っても…
既に3日目には
アタシの方が痺れきらしてたんだけどね。
だけど我慢、我慢
でも
優姫がまた行くって言うからアタシも〈仕方なく〉付き合ってあげた。
はるさんはいつもニコニコしていて、アタシ達を受け入れてくれる。
でもちょっと…
前と雰囲気が違う?
優姫との雰囲気がなんか…
もしかして…?
アタシ『優姫?なんか隠してる?』
優姫『え?何も?』
アタシ『もう1回聞くよ?』
優姫『わかった、わかった(笑)白状しますよ。当たり』
アタシ『まだなんも言ってないけど?』
優姫『きっと当たり。じゃあとりあえず聞くよ。何が聞きたい?』
アタシ『どういう関係?』
優姫はわざとらしくはるさんを一瞬見た。
優姫『アタシが彼女』
アタシ『大丈夫なの?はるさん。他にいないの?』
優姫『良いの、いても(笑)今はまだフランクな感じが良いの。大丈夫♪傷つかないから、アタシ(笑)』
アタシ『ならいいけど?』
優姫『花はどーなの。オーナーに送らせるなんてさ。』
アタシ『あー…、それは残念。相変わらず無傷!!なんなら今日来るまで1度も会ってませんから』
優姫『花にしては、慎重だねえ。』
アタシ『ものにしたいからね♪』
優姫『大丈夫?』
アタシ『まさる?』
優姫『忘れてた、まさるの存在。罪な女だねえ。』
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花 と 華 ©著者:愛希
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