ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

2章:華 (2/9)



アタシ華は
幼稚園からずっと大学付属に通い、高校までそのエスカレーター式にいた。


親は絶対お嬢様として
アタシを育てたいんだ、と
子供の頃から気づいて
ずっと言う事だけを聞いてる良い子、だと思う。



趣味はピアノとクラブ

つい最近まで付き合ってたのはクラブ経営者
だったんだけどなぜかさよならして、5つも若い子に口説かれて付き合って?る。



アタシは今
アクセサリーのデザインをやらせてもらっていて
それがなかなか好評で。

アトリエを構えるまでになっていた。


最初は親に反対されて
歯科衛生士のバイトなんかをやりながら、地味に趣味としてシルバーアクセサリーを作っていた。



それをネットで販売していたら、やり手プロデューサーの目に留まり

アトリエをもてるまでになり、両親も納得せざるを得ない形となった。


トントン拍子に、とはまさにこの事かな。



経営者の彼とは
アタシが高校時代から付き合っていたんだけど…
あれから10年


まるで進展なし、で。
だから…
一か八か賭けに出たようなもんだった。
だけどあっさりと
別れてしまったのだ。
この10年ちょっと…一体なんだったんだろう。



そんな時
とてつもなく若い男の子との出会いがあった。

アタシを物凄い目で見る。



野獣とかじゃなく、ね。
羨望の眼差し?

まあ、年上だからね。
悪い気はしなかったし
気分転換も必要かなって
ましてやそんな若い男の子が年上のアタシに本気になるわけないんだからって思ってたから。



若い男の子…
直仁くん、なおと呼ぶようになった。

体育会系で礼儀正しく
若さが勢いに乗らせるのか面白みもある可愛い子



今までにはいないタイプ

付き合い始めに
長く付き合ってた子がいた、って聞いたけど。
それ以外の自分の話はあまりしない。


アタシは聞かれたら答えるから。



若いだけ、って感じじゃない今時珍しく《ちゃんとした子》だな、と思った。






9 /169

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

花 と 華 ©著者:愛希

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.