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4章:黒い渦
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そんなドツボにハマった生活をしている時に、まおちゃんからメールがきた。
【久しぶり。
あの時以来だね。
もうムリなら仕方ないけど、もしよかったらまた連絡してね】
まおちゃんは大人だ。
私は気になりながらも自分から連絡なんてできなかった。
拒絶された時に傷つくのは嫌だから。
そして変なプライド。
ケンカなんて両成敗で、
どっちにも原因はあったはず。
それなのに少し被害者意識をもってしまっていた。
【久しぶり。また遊ぼうね】
そう返信した。
堕ちればあとは上がるしかなくて、仕事に行き始めることができた。
抜け出せたんだ。
自分で抜け出した。
仕事復帰して早々、まおちゃんと会うことになった。
お酒を飲みながら積もる話をする。
「聞いてー。この前出確の電話ムシしてたら春名さんが起こしにきて永遠インターホン鳴らされてさ、」
!!!
私はすかさず会話をとめる。
『なんで家知ってるの?』
「じゅりちゃんと同じマンションっていうのは店の人にも話してたから、それでわかったみたい」
!!!
『なんで春名さんがじゅりちゃんのマンション知ってるの?』
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SOLITARY☆続編 ©著者:ひかる
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