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31章:葵誕生日
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31章:葵誕生日
葵の誕生日だったので私はお揃いのTシャツとワンピースとケーキを買って帰宅した
久しぶりの家
家に帰ると葵は爆睡していた
粋な演出は出来ないが
葵が起きたら渡そうと思って
私はご飯を作る
「おはよう☆!咲帰ってきたんだね!久しぶりだなあー!寂しかったよ!」
そう言ってくれた☆
私は精神的にも肉体的にも疲れていたから
その言葉がすごく嬉しくて
泣いてしまった
葵は私を抱きしめてくれた
「よく頑張ってるよ咲。疲れちゃったでしょ。寂しかったでしょ。ゆっくり休みなね!話も沢山聞くよ!」
そして会ってなかった間の事を全部話した。
ちょくちょく電話で話してはいたのだがやっぱり顔を見て話したかった。
幾ら稼いでるとか。
お客さんにキレられた事。
浬の事。
ぜーんぶ。
葵は相槌を打ちながら聞いてくれた。
そして話もひと段落したので
葵に目瞑ってと言って
買っていたケーキとプレゼントをサプラーイズ!と言って持ってきて渡した
葵は誕生日を忘れていた!笑
泣いて喜んでくれたから
良かった☆
お揃いのTシャツを2人で着て
写メを撮って
本当に大好きな友達だなと思った。
でも…
葵は辛かったんだよね?
私気付いてあげられなかった
自分の事で精一杯で
それを知っていたから言えなかったのかな?
ごめんね。。
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