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3章:MOON (5/5)


僕達が出逢った夜は
喧騒の中に紛れて

夢とリアルを行き来しながら
幻のように消えてった


あの日の月は遠すぎて
記憶も曖昧なままで

君の姿はぼやけてたから
忘れられるはずだったんだ




その日歌った【MOON】の歌詞は、いつしかあたしにとって、すっぽりと当てはまるような歌になっていた。


初めて会った日のこと、
確かに楽しかったけど、なんでもないような一日だったから、忘れちゃってもおかしくなかったのに、今でもこんなにはっきりと思い出せるのは、心のどこかで、最初から、総夜に惹かれていたからかもしれないね。


ファーストコンタクトの思いとは裏腹に、この日を境に、どんどん、総夜に惹かれていくあたしがいたんだ。
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cry 4 the MOON ©著者:Aya

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