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6章:クリスマスイブ・ラブ (2/10)




クリスマスイブの朝。



僕はしょっぱなからカイちゃんに怒られていた。



「ユーリ、今日みたいな日に飲みに行くって誰とだよ?」



「男か?男しかいねぇよな?こんな日によ。」



(…!?)



(前々から母親と約束あるって…言ったのに…)



(カイちゃんとはクリスマスにねって…ちゃんと伝えたのに…)



僕はまくし立ててくるカイちゃんに軽くパニックになって、大声で泣き出した。



「いいよ…断るからぁ…怒らないでよ…」



子供の様に泣き出した僕を見て、流石にカイちゃんは声のトーンを落として、僕を胸に抱いた。



「いいよ…行ってこいよ…。」



「嫌だ。怒られる位なら行かない。カイトと一緒にいる!」



そのまま僕はしばらくカイちゃんの胸で泣いた。



(分かんない…)



(何で…?怒られる様な事してないのに…)



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美しい夜、大嫌いな朝 ©著者:晴臣

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