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7章:衝突 (71/72)

カラオケに行き、またやけ酒開始。

途中で記憶が曖昧になってきて、何回もトイレに行き吐いたりした。

それでもお酒を呑み続ける。

泥酔状態な私はもうなんでもありだと強気になり、山下さんにメールを送った。

山下さんはお店の幹部のお偉いさん。

4年半前に私が入店した頃はまだ副店長で、それから店長になり、今では統括にまで昇格している人。

もう、ルートはここしかない。

山下さんの連絡先を知っているあたりは4年半のキャリアの特権。

ここ2年以内に入店した子はほとんど面識もないはず。

【彩香ですけどわかりますか?お店辞めたんですよ。どうも店長がクビにしたかったらしく…いろいろあって私も感情的になってたので最後の方ちょっとごちゃごちゃなって…。それで、かなり駄目元なんですけど戻れるように仲介してもらえませんか?】

そうメールを送った。

こんなに後悔しているのだから、一か八かでできる限りのことはしておきたい。

これでダメならもう諦めるしかない。

そのあともやけ酒とカラオケを続けて、気がつけば家のベッドの上だった。

いつ帰ってきたのかも、どうやって帰ってきたのかも覚えていない。
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SOLITARY ©著者:ひかる

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