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5章:管理体制 (2/35)

1月初旬。

膨れ上がるばかりの感情を抑えきれなくなった私は改めて春名さんに告白した。

【あんな告白の仕方だったから変な感じになっちゃったけど、彼女と別れなくてもいいから私とも付き合ってほしい】

ダメもともいいとこ。

もし限りなく0に近い可能性で付き合ってくれるとしたら同じお店にはいれないし、きっぱりフラれたらまた前に進むためにも、もう会わない道を選ぶ。

どんな返事がきても、もう私はお店を辞める。

返事がきた。

【時間的にも体力的にも、二人と付き合うのは難しいかも。そんな器用じゃないしね】

なんだか腑に落ちないフラれ方。

春名さんなりの優しさなんだろうけど、もっとハッキリフラれた方がよかった。
こんな表現じゃ、時間があれば付き合ってくれるの?
私が恋愛対象に入らないわけではないの?
って思ってしまう。

まぁフラれたことに変わりはない。

もう、前に進もう。

主任さんにメールを送る。


【やっぱりもう辞めます。春名さんと顔合わせるのしんどいです】

【次の仕事は決まったの?辞めてなにするの?
そんなに深く考えないで、ただ単に元気をもらう存在として考えてみたらどう?】
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SOLITARY ©著者:ひかる

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