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4章:変化 (3/5)

辞めはしないって言っていたけれど、新しい環境に慣れればそれが当たり前になってきて結局辞めてしまうだろうと思っていたから尚さら寂しさでいっぱいだった。

りなちゃんと楽しく働けるのもあと一ヶ月。

こうしてだんだん自分を取り巻く環境が変わっていくことに焦りと不安を感じていた12月。

りなちゃんの最後の出勤2日前、初めてりなちゃんと遊びに行った。

りなちゃんは家庭もあり日々忙しそうにしているから今までなかなか遊べなかったけど。

時期が時期だけに最後の思い出になるから余計に寂しくなるじゃん…って思いながらも、最後だからこそ尚更今いっぱい話しておきたかったからお互い睡眠時間を削ってまで遊んだ一日。


ご飯を食べているときに、完全プライベートな話をしてきたりなちゃん。

いつも待機室では私の話を聞いてもらう方が多かったから、心を開いてくれたみたいで信用してくれてるみたいで嬉しかった。

だけど、罪悪感を感じながらも私は少し安心した。
そんな事情があるならまたきっと復帰するのかなって。
戻ってきてほしい。
私は自分のことしか考えていなかった。
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SOLITARY ©著者:ひかる

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