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2章:告白 (4/15)

「わかった。じゃあそういうことで。でもきっと迷惑ってことはないよ。そんな人じゃないし」

3日後。

一人で待機室にいるとりなちゃんが仕事から戻ってきた。

「言ったよ」

『そっか。いつ?』

「さっき。店ヒマそうだったから、“ちょっと喋ろうよ”って呼び出して…」

『どんな反応だった?』

「迷惑そうではなかったし、笑ってたよ。でもビックリしてた。で、彼女いるんだって。でもこれから彩香ちゃんともっと喋るようにして、距離は縮めていきたいって言ってたよ。」

『そっか。ありがとう。やっぱり私お店辞める』

「なんで!?悪い反応じゃないじゃん」

『だって彼女いるんでしょ…いるだろうとは思ってたけど、確実になるとやっぱりショック。それに、聞き流してくれたらまだよかったけど、これからは喋るように…とか気つかわせちゃってるし』

「本当に辞めるの?」

『うん。ごめんね。今日で辞める。ありがとうね』

「そっか…じゃあ連絡先交換しとこっか」

『うん』

りなちゃんと連絡先交換をして、私はお店を辞めることにした。

仕事が終わり、事務所に行き給料をもらう。
辞めるって言わなければ。
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SOLITARY ©著者:ひかる

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