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15章:嘘と真実
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いつもの席に案内されて、いつものように亮が気を遣う。
亮「あきなさん、今ビール持ってきますね!今日はまだ酔ってないでしょ?」
あ「さすが、亮ちゃんだね(笑)ありがとう。」
今では優よりも亮が長くつくようになってたから、私の顔色を見ただけで、何を飲むか分かってくれる。
本当、亮が担当みたい。
ビールが運ばれてきて、亮と乾杯をする。
すると、亮が、
亮「あきなさん?何か痩せたんじゃない?」
ドキッとした。
と、言うよりも、こんなに頻繁に来てたら誰も分からないと思い込んでたから。
私はすかさず、
あ「ダイエット効果出てきたかな?(笑)」
亮「痩せる必要ないじゃないですか!女の子は少し肉ついてた方が可愛いんですよっ\(^O^)/」
あ「ふふふ(笑)そうかもねw」
今、思えば、亮はこの時気付いていたのかもしれない。
優よりも真っ直ぐに、そして輝いた目をしていたから。
亮がいてくれたから、私は私を保てていたのかもしれない。
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ドクロ〜自分の中の危険信号〜 ©著者:愛輝那
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