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9章:儚い泡 (2/8)


優たちは、ビックリしながらも、ヘルプ君にシャンパンを持ってくるように頼んだ。


みやこが耳打ちしてくる。


み「あきなさん、本当に大丈夫なんですか?」


野暮な事を聞くんじゃないよ(笑)

みやこに心配させたくない。

そんな顔すんなよw


あ「大丈夫だよ!みやこは心配しなくていいのっ!わかった?」

み「でも〜(´・ω・`)」



シャンパンが運ばれて来た。

《全員、集合ー!!!!》

マイクの合図と共に、ぞろぞろとホストたちが集まった。


薄暗い照明は更に暗くなり、青白い店内に、色とりどりの照明が交差する。

激しく鳴り響く音楽と共に、コールが始まった。


ベース音が心臓を揺らす。

胸の高鳴りにも似た、その鼓動は、私の中でますます激しくなっていく。


もちろん隣にいるのは優。




優がいるから、ドキドキしてるのかな?



酔いが回った脳内で、そんな事を考えていた。



シャンパンがグラスに注がれ、4人で乾杯をする。


乾杯をした直後、優が

優「あきな。ありがとね?」



その笑顔。

更に酔いが回った。
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ドクロ〜自分の中の危険信号〜 ©著者:愛輝那

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