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13章:発覚
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「そう…そんな事があったのね」
事の顛末を話し終えると美優さんは煙草に火を点けた。
「あの人も頭が固いから。もっと柔軟になってくれればいいんだけどね」
美優さんはため息混じりにそう言うと髪の毛をゴムでまとめた。
「…まさかあんな時間に敏夫さんが帰ってくるなんて思いもしませんでした。何ですぐに家を出なかったのか悔やんでも悔やみきれません」
「実はあの人が帰宅する前に私に電話があったのよ。急な出張が決まったから今から荷物を取りに帰るって。まさかコウと樹里がうちに居るなんて思いもよらなかったから気にも止めなかったんだけどね。タイミングが悪過ぎたわ」
悔しそうに爪を噛む美優さんを眺めながらもまだ現実を受け止められずにいた。
家に取り残された幸一郎君は大丈夫だろうか?
気が気ではなく狼狽していた。
「樹里?過ぎてしまった事を悔やんでも仕方がないわ。動揺する気持ちはわかるけどこの先どうするかを考えないとね」
私とは対称的に美優さんは冷静だった。
「…どうすればいいですか?」
美優さんはしばらく考えると顔を上げた。
「…しばらくコウと連絡取り合わないほうがいいと思うの」
沈黙が二人を支配した。
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