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13章:発覚
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うちの近所にその喫茶店はあった。
手入れの行き届いた庭に小さな白い外観の店は、まるでチャペルをそのまま小型化させたようであった。
看板には“Hermitage”と書かれていた。
フランス語で“隠れ家”か。
以前、幸一郎君とうちに帰る際に聞いた記憶があった。
店内に入ると人の良さそうな中年女性が笑顔で出迎えてくれた。
カウンターの中には神経質そうな中年男性がカップを拭いていた。
この店のマスターだろうか。
そんな事を考えながら奥のテーブル席に腰を掛けた。
鞄から携帯を取り出し、到着した旨を美優さんにメールしようとしたところで店の扉が派手に開け放たれた。
「樹里?待たせてごめんなさいね」
美優さんは颯爽とこちらに向かってくると慣れた様子でアイスハイビスカスティーを注文した。
「樹里は何か頼んだ?」
「いえ、今さっき来たところですから」
「じゃあ同じのでいいかしら?」
「はい」
美優さんは中年女性に注文し直すとようやくこちらを向いた。
その髪はまだ水気を帯びている。
「美優さん、その髪は…」
「あぁ、急いでたものだから乾かさないで来たのよ」
美優さんは毛先を摘まむと苦笑いを浮かべた。
「そんな事より一体何があったのかしら?説明してちょうだい」
タイミングよくアイスハイビスカスティーが運ばれてきた。
アイスハイビスカスティーを口に運び、喉を潤すと美優さんに事の顛末を全て話した。
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