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7章:目論見
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携帯が鳴り響きようやく目を覚ました。
時計を見ると正午過ぎだった。
こんなにも眠りこけるなんてどのくらいぶりだろうか。
携帯に手を伸ばすと美優さんからの着信だった。
「もしもし?」
『樹里?昨日は本当にごめんなさいね。ひょっとしてまだ寝ていたかしら?』
「いえ、もう起きなければと思っていたので大丈夫ですよ。どうかしましたか?」
ベッドから起き上がると冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、喉を潤した。
『…それがね、コウの眼鏡が見当たらないのよ。樹里、知らないかしら?』
「幸一郎君の眼鏡なら寝ていた時に邪魔になると思ったので外してテーブルの上に置きましたよ。帰る時に忘れないように言ったんですが…お店ではないんですか?」
『ああ、そうだったわね。一応、お店にも電話したんだけどないみたいで…私が間違えて樹里の鞄に入れてしまったのかも』
「確認してみます。ちょっと待って下さいね」
ペットボトルをテーブルの上に置くと、枕元にある鞄に手を伸ばした。
「…あ、私の鞄に入ってます」
『ああ、やっぱり。昨夜は気が動転してたから自分の鞄に入れたつもりで樹里の鞄に入れてしまったのね。どうしようかしら…スペアの眼鏡がないから困っているのよ』
「それは大変ですね。良ければ届けましょうか?眼鏡がないと困りますもんね」
『本当にごめんなさい。お願いしてもいいかしら?』
「大丈夫ですよ。支度終えたらすぐに向かいます」
電話を切ると風呂場に向かい、熱めのシャワーにあたった。
幸一郎君は今頃学校で不便な思いをしているに違いない。
早く届けてあげないと。
シャワーを出ると素早く身支度を終わらせ冬月家に向かった。
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