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6章:深酒の代償
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男子トイレの前に着くと遠慮がちにノックをした。
中からの反応はない。
「…幸一郎君?大丈夫?」
今度は強めにノックをするも反応はない。
「…幸一郎君っ!」
力を込めてノックすると消え入りそうな声で返事があり、ややあってようやく幸一郎君がトイレから出てきた。
「幸一郎君!大丈夫?!」
幸一郎君の顔面は蒼白で充血した目は涙ぐんでいた。
トイレで嘔吐していたのは明確だった。
「…少し……飲み過ぎてしまいました」
「とりあえず席に戻ってお水飲もうよ。行ける?」
黙って頷く幸一郎君は千鳥足で歩くのもままならないようだ。
肩を貸して何とか席まで戻った。
「コウ?!どうしたの?!」
美優さんは幸一郎君を見るなり顔付きが変わった。
そこには普段の余裕は感じられない。
幸一郎君を席に座らせ、お水を飲ませた。
「飲み過ぎてしまってトイレで吐いたみたいなんですよ。幸一郎君もこの状態ですし、帰りましょうか?」
「え、ええ…あっ!樹里っ!!」
鞄を取ろうと離れた瞬間、支えを失った幸一郎君は椅子から崩れ落ちた。
咄嗟に頭を支えようと手を伸ばしたが、重さに耐え兼ねて幸一郎君の下敷きになる形で床に転倒した。
「きゃーっ!!コウ!樹里っ!!」
店内には美優さんの悲鳴と椅子が倒れる音が響き渡った。
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