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4章:変身
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どんなに悩めど時間が待ってくれるわけはなく、次の日を迎えた。
空いた時間を使ってスタッフルームで遅い昼食をとる。
時計を見るともうすぐ約束の5時になろうとしていた。
そろそろか…
美優さんは幸一郎君は美に対してこだわりがないって言ってたからそんなに気にしないよね。
考えてたって仕方ないな。
覚悟を決め、スタッフルームを出るとエントランスには既に幸一郎君の姿があった。
露崎が対応しているが見るからに意志疎通が出来てなさそうだ。
見るに見兼ねてエントランスに向かった。
「幸一郎君、こんにちは♪お席にご案内しますね」
幸一郎君は軽く会釈をすると案内された席に座った。
「えっと、どうしたいとか希望あるかな?」
本番に強い私は相変わらず無表情な幸一郎君に臆する事なく営業スマイルで対応した。
「親から樹里さんの指示に従うように言われたのでお任せします。ただカラーもやるんですよね?あまり派手な色は避けたいです。それ以外は好きにして下さい」
「わかった。じゃあベージュカラーの一番暗い色にするね。派手にはならないから大丈夫。それとカットはウルフにしようと思うんだけどそれでいいかな?」
鏡越しに幸一郎君が首を傾げた。
「…ウルフ?狼みたいな頭になるんですか?それって変人扱いされませんか?」
思わず吹き出しそうになるのを懸命に堪えた。
「いや、変人扱いはされないから大丈夫だよ。心配なら雑誌でイメージを見せようか?」
「変人扱いされないなら別にいいです。お任せします」
幸一郎君はそう言うと眼鏡を外して目を閉じた。
露崎がタイミングよくサロンと指示したカラーの薬剤を持ってきた。
「じゃあカラーから始めるね」
笑いを堪えながら幸一郎君の長く白い首にサロンを巻いた。
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