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2章:名前
クラブ通りを下り、センター街を目指して足早に歩いていく。
二月の寒空の下、息は白く、夜風の冷たさが露出した皮膚を刺している。
本日、花の金曜日。
このままでも客は探せるだろう。人混みの渋谷。2時半を回っているというのに、人の影と笑い声は絶えない。
イヤフォンを外し、喧騒の波に溺れながら、気力がなくなっていることに気付いた私は、漫画喫茶で始発を待つことにした。
チェーン展開しているその店を、何度か使ったことがある。
【サキモト ハルカ】と書かれたメンバーズカードを出し、フラットシートの部屋を選択する。
重い気持ちと体を、一刻も早く休めたくてブースに向かう。
荷物を投げ込んで、ブーツを脱ぎ捨て、ブースの扉を静かに閉めた。
取り出した煙草に火をつけて、壁にもたれ掛かりながらパソコンの操作を悴んだ手で進めていく。
客を探すために登録した、出会い系サイト。
今日は出会わないつもりでも、後日の約束もあるため、サイト名を入力し、検索をクリックする。日々、それくらいでしか利用しない。
華やかに彩られたそのサイトにログインし、マイページを一通り眺める。
【夏海さんのマイページ】
と表示されたページから、メールボックスを選択。
たまっていた客からのメールを選別して、必要なものだけ返信をしていく。
そうこうしているうちに、3時半を迎えようとしていた。
掲示板を眺めることにも飽き、トップページをスクロールして――
ふと、手を止めた。
【チャットルーム】
こんな出会い系サイトにも、チャットなど存在したのか、と思いながらも、興味本意でクリックしていた。
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