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2章:衝撃
彼は喜び露に電話に出た。
「こんばんは…」
「エミ、これから会おう。ご飯食べよう。食べてる姿が見たいんだ、行こう」
「私、今日お店行かないといけないんです。なので、またの機会じゃだめですか?来週とか?」
「ダメ、ダメ!今すぐ会おう!お店は休んで、お願いエミ。お願い。」
私は笑ってしまった。
なんだか、可愛らしくて。
私はお店に休みたいと聞いて、了承を貰った。
罰金が痛いけど、それより強く会いたいと私も思った。
待ち合わせした駅。
私は横断歩道の信号のポールに寄り掛かり時計を見た。
まだかな…?
ドキドキして、胃がムカムカした。
顔上げた瞬間だった。
頬に唇が触れた。
彼だった。
「夜9時。ぴったりに来るエミは偉いねぇ!それに、待ってる姿が迷い犬みたいで可愛かった〜!さて、お肉食べよう!」
そう言うと。
車まで案内された。
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