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3章:鳴らない歌 (6/6)




あの時彼は何を壊して、何に苛立って、そして何を伝えたかったんだろうか。
あの時私は何を失って、何に哀しんで、どんな言葉を投げかけたんだろうか。

私はいつもそう。肝心な事は忘れてしまう。彼専用の着信音ももしかしたら私は忘れてしまっているのかもしれない。

やっぱり今日も彼は帰って来ない。彼の歌は流れない。



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ワンルーム ©著者:立花 優

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