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13章:息子・翔太へ (5/6)

高校生になって、年頃になっても、母を心配し、しょっちゅう母の部屋に来ては、いろいろな話を聞かせてくれました。

今時のお笑いの話や、アイドルの話。学校の友達との、楽しいエピソード。


洋服も、あまり買ってあげられなかったけれど、文句も言わないで、一緒に節約生活を、笑顔で続けてくれました。

本当は私服でもいい高校なのに、制服の方が、お金がかからないからと、制服にしてくれて、ありがとう。

合宿がある時は、申し訳なさそうな顔で、頼んできましたね。

ごめんね。

母が、ちゃんと働けていれば、そんなに気を使わせずに済んだのに…


貴方は、生活保護の、この家庭の中で、立派に育ってくれました。

それは、税金を払って下さっている方々に、育てられたのも同じ。


だから、貴方は、16歳の時に、学校から推薦してもらった資格を無料で取得し、地域のサッカーをやっている子供達に、ボランティアでサッカーのコーチをしていたね。

さすが、キーパー!
指示の出し方が、素晴らしかったよ。


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母より ©著者:リカ

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