｢待った待ったー
もう10杯目だよー？？
もう一杯飲んでこなかったら
帰ってたな。｣

じゅっ10杯！！？？？
もしかして、、
私、時間間違えた…？

｢す、すみません↓↓｣

｢ぷっ、
嘘に決まってんじゃん(笑
せりわ本当おばかさんだなーっ
ままっ、座りなよー。
姫からのデート帰るやつは
いないよーん♪｣

｢良かったあ!もうっ…♪｣
自然に笑顔になれた。

｢良かったのは俺の方。｣

｢え…？店長の方って??｣

｢久しぶりにせりの本当の笑顔、
見た気がする。｣

ッ…

一瞬で顔が熱くなるのが
わかった。…

………………

だ、だめだ！！！
なに赤くなってんのよー(TT)

｢さ、さすが!?!!
元ホストさんっ
口がうまいったらありゃしないっ

わ、私がホストに行ったら
騙されるタイプー♪
………なんちゃって……。｣

｢はははっせり、
顔真っ赤かーだぞっ♪
本当かわいいっ★
俺こそせりのお客さんの
気持ち痛いくらいわかるなッ♪｣

な、なんなのよ…。
そんなことさらりといって…
からかってるの…??
もしかして好きって言ったのも
冗談なの??
今のままじゃ店長のペースだ。

よしっ本題に入ろう!!

｢て、店長っ！！｣

｢なに??
彼女になってくれるの??｣