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10章:初恋 (2/5)



佐野さんが、あの調子なら大丈夫。
佐野さんから離れられなければ、眞季は私を構う暇なんてない。





そう思って安心していた時に、私は「恋」というものを知った。





同じクラスの子に、部活とか面倒くさいし、マネージャーにならないかと誘われ、私はバスケ部を覗きに行った。

「真鍋先輩!」

友達がそう呼ぶと、汗だくになって練習をしていた人たちの中から、真面目そうな人が走って来た。

「連れて来ましたよ、綾香ちゃん」

友達がそう言うと、彼は恥ずかしそうに笑った。

「そういうこと言うなよ」

その笑顔を見た瞬間、自分の胸がキュウッとなった。
今まで感じたことのない感覚に、少し戸惑った。
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壊れゆく躯 ©著者:柊斗

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